NaGISAカンタービレ

ピアノの練習記録とクラシック音楽の話題
<< オラトリオ「エリヤ」 | TOP | 「悲愴」ものがたり・7 >>

夏がやって来た

2008.07.07 Monday 22:11 | ピアノ練習

突然暑くなりましたね。私も、昨日初めて冷房を入れました。私は、寒いのは平気ですが暑いのは全く駄目です。今日、職場で上司に「暑い間、1ヶ月くらい休めませんかねえ」と言ったら、「休んでもいいけど、戻って来たら机がないぞ」と言われました。まあそりゃ言われますな(笑)。

ところで、一時期はコルトーやピシュナ、ブラームスなど、基礎練習ばっかりにふけっていた私ですが、最近では基礎練習はスケールとアルペジオのみです。もちろん、現時点ではそうだというだけで、1年後にはまたコルトーやブラームスを弾きまくっている可能性も否定できませんけど(笑)。
今の私の基礎練習は、スケール全調を、手首を柔軟に使い、極力鍵盤に近いところから無駄のない動きで打鍵しつつ、全ての音をスタッカートで弾く。そして、ポジショニングに気をつけながらアルペジオ全調を弾く。この2つです。

この「ポジショニング」は、前回のレッスンで言われてから、特に今気をつけている点です。具合的には、左右方向への重心の掛け方です。もちろん、前後への重心の掛け方も問題となるでしょうけど、現時点では左右へのポジショニングに気をつけています。

と言うのも、ショパンの練習曲には、広い範囲のアルペジオがよく出て来ますが、どうにかするとその時、身体が前後によく動いてしまうんですよね。私の場合、長い下行アルペジオを弾くと、段々身体が後ろへのけぞっていきます。傍から見ていたら、多分滑稽極まりないと思われますが(笑)。

前回のレッスン記録で書いた通り、これが演奏の上で害にしかならないというのは、容易にお分かりいただけるでしょう。意図的に重心を前に乗せたりする場合ならともかく、基本的には身体はやたらと動かない方が良いのです。

では、どこで左右方向の重心を制御するかというと、椅子に座っている時の腰、腰というか「お尻」ですね。そこで制御するんじゃないかと思います。

座っている時、椅子に接しているのは骨盤の中の「坐骨」という骨です。皆さんも、椅子に座って、椅子に接している辺りのお尻の下を、自分の手で触ってみてください。骨が飛び出ている箇所があるのが分かると思います。それが、坐骨です。

そして、この坐骨で左右へのポジショニングを制御するのが有効なんじゃないかと、最近思っています。つまり、右へポジショニングする時には、右の坐骨へ体重を乗せる。左の時はその逆。

もちろん、広い範囲を弾く時は、「この場合は、重心を右に持って行くべきなのか、それとも左に持って行くべきなのか」という問題もありますが、それはまた別の事。坐骨を上手に使って左右の重心移動を意識する。もちろん、その際変に前後に身体が動かない。これが目下の私の課題です。

余談ですが、足を組んでピアノを弾く事ってありますか? 正直言いまして、私もたまにあります。が、足を組んでしまうと、左右方向へのポジショニングが非常に不安定になるんですよ。ちょっと坐骨への荷重を意識していただければ分かると思いますけど。

そんな訳で、「左右へのポジショニングを意識」し、そして「足を組んでピアノを弾かない」というのが、この夏の私の課題かも知れませんね(笑)。
author : NaGISA | comments (2) | trackbacks (0)

Comments

dyne | 2008/07/08 09:25 PM
こんばんは。
上野学園のHPにある横山幸雄さんのレッスン映像では、
2台ピアノで足を組んで指導されているのですが、
足を組んだまま、別れの曲を弾かれるのには、感心したものです。
よく見ると、右足の上から左足を組んでいるようなので、
ペダリングも可能なんですね。
NaGISA | 2008/07/08 11:30 PM
>>dyneさん
横山さんほどの才能の持ち主だと、それでも弾けてしまうんでしょうね。
何かで読んだんですが、横山さんは50番ツェルニーを全部初見で
済ませ、あっという間に修了したとか。50番ツェルニーを弾いた事が
一応ある者としては、信じ難い話です。才能がある人の特権でしょうね。

才能のない私は、まずは弾く時に足を組むのをやめようと思って
います。
つい組んでしまうんですよね(苦笑)。

Comment Form









 

Trackbacks

Trackback URL :