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斜めに突っ込むアルペジオ

2008.07.16 Wednesday 21:47 | ピアノレッスン

今日も暑い。最近そればかり言ってる気がしますが、本当に暑いんだから仕方がない。へろへろになって今日も仕事をこなしました。

そうそう、今日夏のボーナスが支給されました。ベヒシュタインコンサート8の支払いはほとんど一括に近かったんですが、あと少し残っていまして、夏のボーナスで残りを払う事にしていました。これで無事コンサート8がちゃんと「自分の物」になります(笑)。
■バッハ 平均律クラヴィーア曲集第1巻 第2番ハ短調フーガ
今回で一応終了。インヴェンションの時のように「合格」と書かないのは、とても「合格」と呼べるような出来映えではないからです(爆)。

「全部スタッカート」はわりとそれなりになってきた模様です。手首の使い方も以前よりはマシになった気がします。そしてこの曲の次は第13番のフーガに行く予定でしたが、第2番プレリュードに行く事に。フーガも継続して弾きます。

第2番プレリュードは、平均律第1巻のプレリュードの中でも一二を争うカッコ良い曲。そのためには、ある程度のテンポは出して弾きたいですね。できればしっかり仕上げたいところ。

■モーツァルト ピアノソナタ第10番ハ長調K.330 第二楽章
なぜか、出だしのリズムで苦戦。先生も一緒に歌いながらリズムを取るという、子供みたいな事をする羽目に(笑)。

指遣いが適当すぎる箇所が多いので、指遣いをもう一度しっかり確認。付点のリズムは、アクセントを付けるとは言わないまでも、一気に弾くのではなく、流れを作ってリズミカルに。そんなところです。

■ショパン 12の練習曲op.10 第8番ヘ長調
前回や前々回の記事でも書いた通り、現在奏法を根本から改良中です。奏法と言いますか、弾く時の身体の使い方、肩の力を無駄遣いせず、一定のポジションで弾く事ですね。

練習時には、ピアノに映る自分の姿勢を確認しながら弾いたりしていますが、そのせいか、指の動きにまで指が回らないと言いますか(苦笑)。腰、身体、肩の使い方に一生懸命になるあまり、練習してても音符を覚える事すらままならないという体たらく。

ま、姿勢とか身体の使い方なんてのは、長年染み付いた癖ですから、それを矯正して無意識のうちに身体を上手に使えるようになるのは、まだまだ先の話でしょうけど、それにしてもここ最近の自分自身の駄目っぷりには、我ながら嫌気がさしてくる(笑)。

それでも、「以前よりは随分姿勢が改善してきました。練習方法は間違っていないと思うので、そのまま続けてください」と言われましたので、焦らずじっくり練習を続けようと思います。

今回のポイントはもう1つ。「凄く広い範囲を、一瞬で弾くアルペジオ」です。たとえば、左手小指でミ、すぐさま中指でその上のド、更に間を置かずにその1オクターブ上のドを弾いたりするような場合です。都合十三度に渡るアルペジオですね(op.10-8には「十五度のアルペジオ」も登場する)。

これだけ広いアルペジオを、単に手の平行移動だけでやろうと思っても、上手く弾けるはずはありません。やはりコツがあるのです。今回はそれを詳しく教わりました(今までも教わってたんですが、より詳しく教わったという事です)。

上の例の場合、スタートポジションがまず問題です左手の手の甲が、少し左方向を向いた感じ。そして、親指には力が入ってはいけません。その状態で、まずは5でミを打鍵。

すぐさま、手を広げる動作を使って、3でドを打鍵しますが、真上から打鍵しようとすると絶対上手く行きません。手を広げる勢いのまま、少し斜めから突っ込むように打鍵します。

そして、その勢いを使い、親指を最短距離を走らせ1オクターブ上のドを打鍵。鍵となるのは、手の甲が少し左を向いた状態からスタートする事と、3が「斜めから突っ込むように」打鍵する事。

この動作が単体でできるだけでは駄目で、曲の中でいきなり広いアルペジオが出て来たら、即座に手がこのスタートポジションの形になるように、しかも親指が余計に緊張しないようにしなければなりません。これがまた難しい。

現在改造中の身体の使い方もそうですが、この手の奏法は無意識にできるようにならないとどうにもなりませんから、毎日の反復練習あるのみでしょうね。

それにしても、こう毎日暑いとピアノを練習するどころか、記事を書く気も起きなくなりますね。いつになったらこの暑さが治まってくるのやら。
author : NaGISA | comments (3) | trackbacks (0)

Comments

herbert | 2008/07/16 11:03 PM
近々、ベヒの値上げがあるそうです。
良いときに買われましたね。

私は来月に東京で試弾して、その後ドイツへ行くかも。
まだ未定ですが。
kaoru | 2008/07/17 07:45 PM
はじめまして。
いつもいつも、とても楽しみに読ませていただいています。
私も大人になってからのピアノ再開組で、ソナチネがやっと弾ける程度でした。
ナギサさん(スペルが・・・)の、「子どもの頃ソナチネレベルで終わっていても、努力すれば平均率や革命も弾ける!」との言葉に、どんなに励まされたことか。
前回、ショパンの幻想即興曲が合格し(ナギサさん、お嫌いでしたよね・・・笑)、先日から同じくエチュード10−8と格闘中です。CDならあっというまの2分くらいの曲なのに、なんなんだこの難しさ・ツマラナサは・・・
Yuka先生のアドバイスも、いつもありがたく読ませていただいています。
追伸。悲愴物語、続きが気になって仕方ないです。早く書いてくださ〜い。
NaGISA | 2008/07/18 09:47 PM
>>herbertさん
今後もしユーロが下がっても、そう簡単に値が下がるとは思えませんし、
欧州製ピアノの買い時は難しいですね。

それにしてもドイツに行かれるとは凄い。私もドイツやオーストリアには
一度は行きたいと思っていますが、定年後の楽しみと言うことに
なりそうです(笑)。

>>kaoruさん
こんばんは、はじめまして。ようこそNaGISAカンタービレへ。
ソナチネレベルから再開してショパンのエチュードを弾かれているとの
事。大変ですけどお互い頑張りましょう。

>先日から同じくエチュード10−8と格闘中です。
この曲は本当に辛いですよね。ただ、曲の各所に課題がてんこ盛りに
盛り込まれているので、しっかりこなせば確実に実力がつくと
思って私も少しずつ練習しています。ただ「革命」辺りと比べて
曲としての面白さがどうかと問われると、少々辛いものがありますね(苦笑)。

>追伸。悲愴物語、続きが気になって仕方ないです。早く書いてくださ〜い。
なかなか気が向かずに困っております(笑)。どうせろくなオチは
つきませんし(爆)。

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