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Die Schule der Gelaufigkeit op.299

■第1番〜第10番

40番ツェルニーは、必ずしも難易度順に曲が並んでいませんが、番号一桁台は比較的与し易い曲が並んでいます。まずはスケール、アルペジオ、アルベルティバス。あまり手が大きく動かない、基礎テクニックから、しっかり取り組んでいきましょう。

第1番 ハ長調

ピアノ演奏の基本はスケール(音階)です。まずは基本的な右手の音階練習から。特に難しいところはないと思いますが、テンポを上げようとするあまり、スケールがなだれ込むような弾き方にならないように注意しなければなりません。どんな時でも均一な音質で。これがスケールの基本です。

cz40-1.mid(テンポ 四分音符=150)

第2番 ハ長調

今度は左手のスケール。左手だと右手より難しいのはもちろん、右手と左手を合わせるところはなかなか難しい。まあ1番と同様です。テンポは出ているけど右と左が合ってないなんてのは、よくある話。左右同時のスケールは、ぴったり合わないと話になりません。ゆっくりめのテンポからじっくり練習しましょう。

cz40-2.mid(テンポ 四分音符=146)

第3番 ハ長調

分散和音(アルペジオ)の基礎練習。アルペジオも、ハノン41番に見られるような、鍵盤の端から端まで渡るようなものはなかなか骨が折れますが、この曲は少しずつ上がったり下がったりするので、そこまで難しくはありません。鍵盤の間隔は「ドミソド」と「ミソドミ」では当然変わるので、まずはそれを指に覚え込ませる事。手首を柔らかく、指は低い位置からコンパクトに打鍵しましょう。

cz40-3.mid(テンポ 四分音符=150)

第6番 ハ長調

音の粒を揃える練習。手首を上手に使わないと音の粒が揃いません。途中指が「5312」になる箇所がありますが、ここは特に手首を上手く使って(指だけだと、どうしても最後の2が飛び出してしまう)。ただし、手首はむやみに回せば良いというものではありません。あくまで主体は指。手首は指を補う程度に、リラックスして軽く重心移動を助けるくらいの気持ちで弾きます。

また、左手がえてしてスタッカート気味になりがちですが、あくまで八分音符。ある程度の長さを保って行きましょう。ラストは高音の旋律を浮き上がらせるように弾ければベスト。

cz40-6.mid(テンポ 四分音符=145)

第8番 ハ長調

右手のスケール、パッセージ、分散和音等の練習。とにかく右手の音型が変わりまくります。というか、5番、8番、9番と、似たような感じの面白みのない、しかも長い曲なので、1番から順番にやってると、多分この辺で嫌気がさしてきます。そしてアルペジオありスケールあり交互三度あり……。曲はつまらないのに、無駄にバラエティに富んでます(笑)。適当に譜読みしてると結構騙されます。私は後半を読み間違えてました(笑)。右手の音型が突如変わるところ、戸惑わずにすぐ切り替えられるように要練習。

左手はスタッカートに注意。右手の高音部に極端なアクセントがつかないような注意も必要です。とにかく、単調な癖して長くて注意点も多いのでなかなか大変ですが、とりたててテクニカルな曲ではありません。基本の積み重ねなので、じっくり繰り返し練習して仕上げましょう。

cz40-8.mid(テンポ 四分音符=150)

第10番 ヘ長調

ようやくハ長調以外の曲が登場。これまでの無味乾燥な曲と比べると、大分「曲っぽく」なってきました。左手アルベルティバスの練習です。左手1の指が、とかくがつんと着地してしまいがちなので、1の指は鍵盤すれすれに位置し、弾くと言うより「置きに行く」くらいの感覚で。34番で左手が脱力できていれば、ここに注意すれば何とかなるはず。後半の右手オクターブレガートは、5-1と4-1を上手く組み合わせ、綺麗なレガートになるように注意。

とにかく力が入っていたらこの曲の左手はまともに弾けません。この曲は前の8番や9番に比べるとメロディが結構綺麗な上短い(2ページしかない)ので、しっかり練習して左手のレベルアップをはかりましょう。

cz40-10.mid(テンポ 四分音符=66)


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