後半に入ると、かなりきつめの曲が多くなってきます。まあまさか40番ツェルニーを独学で勉強する人がいるとも思えませんが、この辺りの曲を、我流で弾くだけ弾いても何の効果もありません。良い先生のご指導の元、しっかり学んでいきましょう。
10番台でちょっとは曲らしくなりましたが、20番台に入るともう「典型的なエチュード」ばかりで、「曲を弾く」という意味での面白さはあまりありません。まあ、ツェルニーですのでそこは我慢しましょう(笑)。
40番ツェルニーにたった2曲しかない短調の曲の1つ(もう1つは34番イ短調)。そして、21番と34番は曲の感じも似ています。というか、21番の音型をひっくり返すと34番の出来上がりです。多分ツェルニーはこういう音型が好きなんでしょう(笑)。
右手は高音部を5で取りますが、跳躍を意識するあまりにスタッカートのような弾き方にならないよう、手首も柔軟に使って跳躍を。左手の複付点音符のリズムを正確に取るのは難しいですが、付点のリズムを意識して。短いですが、綺麗に弾ければカッコいい曲ですよ。
cz40-21.mid(テンポ 四分音符=73)
短いですが、課題の多い曲。内声を抑え、右手外声のメロディをしっかりフレージングを意識しないといけません。そのためには、手首が上がらない様、また首に余計な力が入らないように。手首が上がっていると、内声ばかりが目立った演奏になります。手首を鍵盤に這わせるようにして、内声は指を寝かせるようにして弾きましょう。
「悲愴」の第2楽章(よりもうんとテンポ速いですが)風味の、丁寧に仕上がればなかなか綺麗な曲。とにかく手首を這わせて脱力。それしかありません。
cz40-27.mid(テンポ 四分音符=130)